階段手すり金具編

ご家庭にある内装部材で、定期的に点検が必要な箇所をご紹介します。永くご使用いただくために、まずはご自身で点検してみましょう。日頃感じている不満を解消するヒントになるかもしれません。

階段手すりは、使用中に外れや破損が起きると、転倒やケガの恐れがあります。

①受金具の点検

□ ネジのゆるみ
□ ガタつき
□ 異音
はありませんか?

②ジョイント部材の点検

□ ゆるみ
□ ガタつき
□ 亀裂
はありませんか?

①受金具の対処法
壁固定もしくは手すり固定のネジがゆるんでいると
 ⇒ 手すりのガタつきが大きくなる
  この状態で使用しつづけると
  ⇒ 亀裂や破損が発生する恐れがある
対処
  • 固定ネジをしっかり締め付けてください。
  • ネジが効いていない(空回りする)、亀裂や破損が見られるようであれば、施工業者にご連絡のうえ対処していただくようお願いします。
    ※ネジの締め付けは手回しドライバーをご使用ください。電動ドライバーはネジを破損してしまう恐れがありますので使用しないでください。
②ジョイント部材の対処法
ジョイント金具がゆるんでいると
 ⇒ 手すりのガタつきが大きくなる
  この状態で使用しつづけると
  ⇒ 亀裂や破損が発生する恐れがある
対処
  • ジョイント金具をしっかり締め付けてください。締付けは上図を参照ください。
  • 締め付けても緩みやガタつきがある、隙間ができているような場合には、施工業者にご連絡のうえ対処していただくようお願いします。

◎写真の部品は一例です。製品によって取付方法が異なりますので、説明書をよくご確認ください。