収納（吊戸棚）編

ご家庭にある内装部材で、定期的に点検が必要な箇所をご紹介します。永くご使用いただくために、まずはご自身で点検してみましょう。日頃感じている不満を解消するヒントになるかもしれません。

玄関やキッチン・リビングなどに設置されている吊戸棚において、蝶番の動きに異常があると、扉が開閉しづらくなります。これが破損すると扉が落下し、ケガをする恐れがあります。また、箱本体の壁への固定にもゆるみやガタつきがあると落下の恐れがあります。

①蝶番の点検

□ ネジのゆるみ
□ ガタつき
□ 異音
はありませんか？

②箱本体の点検

□ ゆるみ
□ ガタつき
はありませんか？

①蝶番の対処法

ネジがゆるんでいると
　⇒ 蝶番のガタつきが大きくなる
　　⇒ 蝶番が傾いてしまう
　　　⇒ 扉が傾き、もう一方の扉や枠・敷居・床に当たって開閉しづらくなる

対処

• 蝶番の固定ネジをしっかり締め付けてください。
• 固定ネジを締め付けてもガタつきが解消されなかったり、うまく調整できない場合は、施工業者にご相談いただくことをお勧めします。
  ※ネジの締め付けは手回しドライバーをご使用ください。電動ドライバーはネジを破損してしまう恐れがありますので使用しないでください。

蝶番には調整機能があります。調節機能のネジをむやみに触ると扉の作動に異常が発生する場合があります。調整機能を使用される場合は、お手元の取扱説明書をよくご確認のうえご使用ください。
説明書が無い場合は、当社までお問い合わせください。

②箱本体の対処法

箱の固定ネジがゆるんでいると
　⇒ 箱のガタつきが大きくなる
　　この状態で使用しつづけると
　　⇒ 箱本体が外れて落下してしまう恐れがある

対処

• 箱の固定ネジをしっかり締め付けてください。
• ネジが効いていない（空回りする）ようであれば、施工業者にご連絡のうえ対処していただくようお願いします。