水濡れはすぐに拭き取る
【植物】室内に置いた植木鉢の下には、必ず水受け用の容器を敷きましょう。また、こまめに鉢の場所を変えてください。
【水まわり】キッチンや洗面所周辺など、水が飛び散りやすい場所は、マットなどを敷いて保護しましょう。
【窓・縁側】窓や縁側からの雨の吹き込みには十分注意してください。また、結露はシミや波打ちの原因となるので、こまめに拭き取りましょう。
【トイレ】床にこぼれた小水や結露水をそのまま放置しておくと、便器と床材の隙間や継ぎ目に入り込み、アンモニアによりシミが生じることがありますので、速やかに拭き取ってください。
その他の液体類もすぐに拭き取る
直射日光は避ける
落書きにはエタノールかベンジン
熱に注意
熱に注意が必要なもの
【暖房器具】温風ヒーターの熱風や反射式ストーブの熱気などが直接フロアに当たると、ヒビ割れや変色の原因になります。 小さなマットなどを熱風や熱気が当たる部分に敷いて保護してください。
【ホットカーペット】ホットカーペットとフロアの間に熱がこもり、ヒビ割れなどの原因になります。ご使用の際は、熱が直接伝わらないように、フロアとの間に断熱性のあるシートやカーペットなどを敷いて保護してください。
【タバコ・アイロンなど】直接フロアに触れると、熱による損傷の原因になります。一度ついた焦げ跡は取れませんのでご注意ください。
家具やキャスター類などによる傷を防止
フロアの上には様々な家具が置かれます。家具の脚など床と触れる部分の形状によっては、フロア表面にキズや凹み、基材の剥離による浮きを発生させる要因となります。それを防ぐための配慮が必要であることをご理解ください。
テーブル・イスなど
重量物
キャスター付きの家具など
ご注意ください
下記事例が発生すると床の貼り替えが必要になるのでご注意ください。
ゴムによるシミ
塗料による汚染
ゴム、フェルト、マットでもシミが発生!
ピアノなどの重量物の下に敷く消音材にゴム製のものを使用すると、消音材の形に黒っぽくシミがつく場合があります。
シート貼りフロアでは、椅子の脚に使用されている保護キャップやキャスター、カーペットやマットの裏面がゴムやラテックスの場合、含有成分がフロア表面に付着・浸透し、着色や変色、ツヤムラが生じる可能性があります。
染料を含む物質(インキ、薬品、毛染め剤、チョークリールの粉)は、床材表面に接触することで、成分が付着・浸透しフロアを汚染することがあります。
粘着テープによる汚染
粘着テープにも注意!
カーペットやマットなどの固定に粘着テープ(ガムテープや両面テープ)を使用すると、はがす時などにフロア表面を傷める原因になりますので避けてください。
ポイント
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ハンドクリームを使用すると粘着テープがはがしやすくなります。
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ドライヤーやスチームなどの熱はフロアを傷めますので使用しないでください。
ペットとの暮らし
室内で犬や猫などのペットを飼っていると、フロアを傷める要因がいくつかあります。
お客様がペットと楽しく暮らすためにも、ペットやフロアへの配慮が必要となります。
抜け毛の掃除
ペットからは、常に抜け毛が出ます。特に生え変わりの時期には顕著になり、フロアの上にも多量の抜け毛が見られることとなります。抜け毛の掃除には、掃除機やフロア用粘着ローラー(通称「コロコロ」)をご使用ください。
ポイント
一般的に、抜け毛対策には定期的なトリミングやこまめなブラッシングが効果的とされています(詳しくはペットショップなどにご相談ください)。
ペットの排泄物の処理
ペットの排泄物をそのまま放置しておくと、水濡れよりもシミ・変色・ヒビ割れの原因になる可能性が高くなります。
見つけたらすぐに固く絞った布で拭き取ってください。
ポイント
ペットのトイレ周辺にはマットなどを敷くことをお勧めします。